Nestle Japan:KitKat(5製品)の包装をorigami-friendly paperに変更

Nestle Japanが、2019年9月からKitKat(5製品)の包装をorigami-friendly paperにするとのこと。プラスチックを年間約380トン削減見込み。新しい紙パッケージを廃棄物として処分する代わりに、折り紙に折りたたんだり、メッセージを書くために使用できるとPR.

完全にリサイクル可能で、森林管理協議会(FSC)の認定。素材は高強度の紙で、雨や雪に強いとのこと。設備投資などのコストは上昇するが、持続可能な社会への投資。パッケージの交換は、2025年までに100%リサイクルまたは再利用可能なパッケージを作成するというNestleのビジョンの最初のステップ。目標は、リサイクルしやすい単一素材の開発。食品ロス対策として、残渣としてきたココアパルプを天然甘味料として使用したKitKat製品も発売済みとのこと。

 

■ Forest Stewardship Council (FSC):https://fsc.org/en

 

プラスチック問題に対して、2025年までに100%リサイクルまたは再利用可能なパッケージを開発することに注力しているNestle。”recycle paper packaging”技術を開発し、既に、Nesquickやsnack bar ‘YES!’などの一部の製品に適用していると聞きます。生産ラインでの耐久性や効率、輸送、保管での品質保証など確認しなければならないことが多いのではと思っておりましたが、Nestle日本の製品で使用とのこと。技術評価が進み、順調に推移しているのだろうと思われます。紙包装に変換することでのコスト高の程度や生産効率が知りたくなってしまいますが、プラスチック問題に対しての素早い対応で、まずは一歩を踏み出したと感じます。昨今の異常気象や災害による被害を考えますと、Sustainabilityということに真剣に向き合わなければならないと考える次第です。

Amyris社:高純度・高品質のReb M(ステビア甘味料)で競争力に自信

Amyris社は、2022年までに世界のstevia sweeteners市場の30%を、modified yeast strainで製造するReb M (purecareという製品名か?)で占める自信ありとのこと。ライバルにコストと品質で勝てると主張していると感じる記事内容。
ステビア葉からの抽出・精製よりも、効率的で高純度で taste profileが良いこと、水や土地の使用量少ないことがメリット。砂糖を含む甘味料市場は$90bn。うち$10bnはother alternatives(砂糖以外の甘味料の意?)で、$2bnがステビア。stevia plantがどのようにRebMを産生しているかを研究し、異なる生産プラットフォーム(酵母による発酵生産)を使用してReb Mを効率よく製造するためのプロセスを構築。酵母やその他の微生物は、cannabinoids, sweeteners, flavors, colors and proteins via fermentationのより効率的で持続可能性のある生産プラットフォーム。Cargill(⇔Evolvaと連携)-DSMのEversweet(合弁会社設立し製造・販売するRebM+Dの製品名)よりも、Amyris’s yeast strainsの方が、more efficient, and delivered higher levels of purityであるとの主張。ブラジルでサトウキビ加工工場の隣で、ASR (American Sugar Refining) Group と連携して“purecane”を製造。more efficient and sustainable to produce the same molecule (天然と同じReb M)via a fermentation process with sugar。

■ ASR (American Sugar Refining) Group: the world’s largest cane sugar refiner and one of the world’s leading marketers of sugar and sweeteners.

 

Amyris社が、modified yeast strainを用いた発酵法で製造する高純度・高品質のステビア甘味料Reb M(製品名purecare)の競争力に自信ありとの記事。競争相手を育種した天然ステビア葉からの抽出・精製した製品を提供するPureCircleと、Amyrisと同じ発酵法で製品製造するCargill(⇔Evolva)-DSMの合弁会社が製造・販売するEversweetを競争相手であると想定して、市場占有率30%を目指している様子。天然かGMM(遺伝子組換え)か、成分と純度(Reb M単独なのかReb M+Dの組合せとするか)、コストなど、消費者が受容するポイントがどこにあるかで、勝者が決まってくるように思われる。各社、最終製法が決まって動いていると思われるので、目下リテール食品会社が製品での評価を行っている段階ではないかと想像する。消費者の受容性も含めて、どのような展開になるかで、今後の食品素材の製造法や製品開発の留意点が異なっていくように思われる。

Givaudan : UC Berkeleyと共同で有望な植物タンパク質を評価・選定

2017年に開始したGivaudanとUC BerkeleyのPlant proteinsに関する研究の成果に関する記。

Givaudanが、食品業界、特に栄養飲料の分野でgame-changerとなるthe top six new up-and-coming plant-based proteinsを特定。UC BerkeleyのProduct Development Programmeとの共同で2017年に開始した研究プロジェクトの結果から、oats, mung beans, garbanzo beans, lentils, flax、sunflower seeds由来の6種タンパク質と選定。研究は、栄養飲料に適するalternative proteinsを選定するため、44種類のタンパク質飲料製品と42種類のユニークな植物タンパク質を用いてマッピングを開始。commercial viability, protein content, sustainability, allergenicity, flavor and color、nutritional factorsなどを評価項目としてプロファイリング。game-changerとなる可能性のある6種の植物タンパク質を選定。UC Berkeley研究のレポートは、6つのタンパク質源それぞれに関する詳細な情報を提供し、これらのタンパク質が供給、栄養価、使用を加速する要因、タンパク質抽出プロセス、コスト、環境影響などの多くの基準に対してどのように評価されるかを分析。動物タンパク質に比べて、タンパク質生産の土地および水の影響が少なく、Sustanabilityに大きく寄与と評価。将来的に世界中で高品質のタンパク質の摂取と栄養を可能にするのに重要な情報とのこと。また、6/20には、G社は、six plant-based proteins (soy, pea, faba, rice, oat, algae and whey)で発生するoff-notesの包括的なmasking solutionsも発表。alternative proteins を活用する際、functionality, texture, taste, nutrition and costのバランスを取るには、食品または飲料製品中のすべての成分の相互作用を完全に理解しなければならないとのこと(今回の結果の重要性を強調)。Vegan市場は、引き続き好調な成長。Just社のvegan mung bean-based “eggs”(Just Egg)、Parabel USAのwater lentilsから成る乳代替(特許出願済み ) など、世界中で急成長。乳代替は、米国牛乳総売上高の15%。今後数年間で2桁成長と予測。Global Plant Protein marketでは、2021年までCAGR8%で成長すると、$13.7 billion。57%の消費者が求めていて、2018年は売上高92%増を記録しているとのこと。

■ Parabel USA:https://parabel.com/

■ off-notesマスクに関する記事↓

 

Sastainabilityの観点から、植物タンパク質の活用が注目されている状況。少なくとも10種類以上のPlant proteinsに関する基礎特性と加工適性などに関する情報を蓄積したものと思われる。収穫量やタンパク質素材としての生産量なども含めて、情報開示されるにしたがって、世界的範囲で活用するのに最適な植物タンパク質資源が定まっていくことを期待する。