Nestle CTOによる食品の未来についての7つの予測

Nestlé CTOが、Bühler Networking Days event(2050年100億人を持続的かつ健康的にの議論)で語った食品の未来についての7つの予測。

Food is ‘getting cool’で、”We have to continue to renovate our products based on the needs of society.”と発言し、以下のような今後の食品についての7つの予測を披歴されたとのこと。

食品業界における世界的な7予測;
① ’Plant-based nutrition is exploding’ :消費者の食品に対する価値観の変化。様々な食事パターンの出現。vegetarians, paleo, pagan, pescatarian, ketogenic people who eat low carb diets, lactose-free and dairy-free’ trendsなど。米国における2つの新パターンは、 intermittent fasting(断食) とpaleo diet(古食?:狩猟採集社会ダイエット)とのこと。Food is somehow getting cool.(食品はかっこいいものでファッション。)

② Food needs ‘Instagramability’ :social mediaの発達が食品の販売方法を変えている。food bloggers and influencers が cool food productsを共有。social mediaで味と香りの共有は難。architecture とcolourが重要で、Instagramability(インスタ映え)が必要。

③ Innovation and variety is more important than ever:Innovationと多様性が求められている。急成長しているのは、texture, colour, flavour and appearance.でbeef and meatを模倣した製品開発をしているvegan meat analogue segment。 Nestlé’s new plant-based burgerは、beet由来のred colourで、cookingでbrownに変化。低コレステロール。ローファット。better nutritional profile。温室効果ガスの排出は牛肉に比べて90%削減可。 Sustainableで delicious tasteなものは、市場の受容性大。wheat-free pizzas, plant-based dairy products, alkaline water and nitro-coffee: a fusion of beer and coffeeなどは、新規性と消費者のイデオロギー変化に合致。ミレニアル世代にアピール。ペット用の抗アレルギー製品なども市場に登場。

④ Big hopes for biodegradable plastics:Plastic wasteは、major issue。楽観的。Nestleは、生分解性材料で紙をコーティングする方法を開発、実用化済み。.

⑤ Addressing your carbon footprint is fundamental :Greenhouse emissions は、大問題。排出量を削減するための行動が標準的な業界慣行で、食品の基本的な要件。様々なプレーヤーの多くのactivismが必要。

⑥ Collaboration is also key:Nestlé’s R&D Acceleratorが2019年末までに開設予定。Nestlé scientists, students and start-upsがコラボしてfood innovationsを起こす中心となり、global network of innovation.の構築を図る。start-ups, university teams, suppliers and partnersが、Nestleのmarketing and regulatory expertiseを含むすべてのexpertiseにアクセス可とする仕組み。

⑦ Answering new health challenges:消費者にaffordable, healthy food optionsを提供することは業界のbig challenge。今後、特定の栄養素不足が懸念される。VegansのVit. B12と鉄欠乏の有病率大(スイスとドイツのvegan mothersの80%)。子供への影響も心配。

■ Bühler Networking Days 2019:https://networkingdays2019.buhlergroup.com/

 

現在の欧米の食のトレンドと、それに対するNestleのSolutionを紹介したという印象。その通りに向かっていると感じるが、対応して行くためには、相当の経済力が必要に思われる。また、より斬新なアイディアが求められ、Start-upや、Acceleratorなどが台頭し、大手がその囲い込みをしようという構図になっているように感じられる。消費者目線では、選択肢が増えることは良いことだが、複雑になり過ぎたり、地球全体での食の収支に極端な偏りが出ないように努力するという視点も必要になってくるように思う。

投稿者:

Neo

長年勤めた食品会社を定年退職。気になる食品素材関係の記事について、経験を基に所感を述べ、今後の展開を予想してみようと、このブログを始めてみることにしました。

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