CargillとDSMが、発酵ステビア配糖体でjoint venture設立

CargillとDSMが、new sweetness joint venture “Avansya”社(50-50 partnership)を2019年Q1に立ち上げ予定であると報じられています。両社は、ともに、highly sought-after, sweet-tasting molecules, such as steviol glycosides Reb M and Reb D の発酵生産で、抽出物と同等かそれ以上の量とコストで供給可能となるよう検討してきた。両社技術を融合し、発酵ステビア配糖体を”EverSweet”(Cargellが使ってきたブランド名)というブランド名でで上市する予定とのこと。2019年夏、Blair, Nebraska (US) siteの新しい発酵施設で生産し、non-artificial, zero-calorie, great-tasting sweetener optionsの提供開始する見込み。Joint ventureは、発酵ステビア配糖体(Reb. M及びD)に限定。DSMは、発酵などバイオテクノロジーに関する技術、Cargillは、甘味料市場での実績とアプリケーション開発、原料供給など、互いの強みを組み合わせるとのこと。社名は、DSMがReb.Mのブランド名として使っていた’Avansya’、ブランド名はCargillが使っていた’EverSweet’とするなど、50:50のJoint ventureであることを感じさせる配慮がなされているように思います。

Sweetness joint venture: Cargill and DSM partner to establish Avansya
Foodingredientsfirst 08-Nov-2018

同じ製品を同じような手法で開発し、競合とみなされてきた両社が、上市という段階でJVを設立することにしたのは、かなり思い切った提携に思えます。。天然であることを強調して抽出および酵素変換で味質の良いステビア配糖体を製造するグループや、Amyrisの発酵Reb M参戦の話題などがある中で、戦略的で利口なやり方と感じます。こんな大胆なことをする本音の部分を聞いて見たい気がします。

‘A match made in heaven’: Cargill and DSM team up to bring fermentation-based sweeteners to market
Foodnavigator 08-Nov-2018 at 18:46 By Elaine Watson


Cargill and DSM – who have both independently developed steviol glycosides via microbial fermentation – are now teaming up in a bid to accelerate their development under the Eversweet brand.

上記の記事では、製造法について、若干ふれています。genetically engineered baker’s yeastを用いた発酵生産とのこと。ステビア葉からの抽出で製造するPure-Circle社などから、Do consumers think stevia that’s not from the leaf is ‘natural’?という趣旨の問いかけがなされている様子。今後、発酵ステビア配糖体のロビー活動(genetically engineered bakers yeastを用いた製造法)や、それに対する消費者のperceptionがどのような動きになるのか、注目されるところです。その結果によって、食品領域でのバイオテクノロジーの活用が加速されるのか、現状維持なのかが決まるように思えます。

 

 

 

 

 

 

 

投稿者:

Neo

長年勤めた食品会社を定年退職。気になる食品素材関係の記事について、経験を基に所感を述べ、今後の展開を予想してみようと、このブログを始めてみることにしました。

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