Nestle: R&D Acceleratorを創設

Nestle: R&D Acceleratorを創設

Nestleが、scientists, students、start-upsを一堂に会して、科学・技術を進歩させるためのR&D Acceleratorを創設とのこと。目的は、Nestleのシステムや食品・栄養に関する専門知識を活用して、革新的な製品開発のスピードアップを図るとのこと。

このconglomerateは、起業家の創造性を見出し、それを具体的な試作品や製品に変えることに注力。組織全体でのプロトタイピング機能の強化、有望なプロジェクトの発展、特定のチャネルでの実用的な市場テストの実施など、イノベーションを加速するための様々な手段を講じるとのこと。アカデミアの科学・技術についての洞察力と、innovation partnersやstart-upsの起業家的な創造性という両方の観点で推進。外部連携は戦略であり、このR&Dアクセラレータと、R&D及びビジネスチームを連携させることで、オープンイノベーションを新たなレベルに押し上げることを期待。有資格チームは、shared labs, kitchens, bench-scaleおよびpilot-scale equipmentを含めて、NestleのR&D expertiseとinfrastructureにアクセスすることができるとのこと。第1号は、2019年末までにスタート。Nestlé’s global R&D networkの一環。nutrition, health and wellnesを含むNestleのstrategic focus areasが対象。現在6チームを編成。半分はNestle team、残りが外部か混成チーム。急速に変化する消費者の嗜好に応えるために、新しいイノベーションプラットフォームと社内インキュベーターを活用して製品開発をスピードアップする施策。healthy and nutritional foodに対する新たな取り組みとして、meatからplant-basedへの移行を図るなど(plant-based productを発売するとともに、畜肉製品などを主力とするHerta社を売却予定)、イノベーションと方向転換という点で際立っている感ありとのこと。魅力的な高成長分野に向けてポートフォリオ変換を積極的に実施。Bühler, Givaudan とNestléの3社 によるthe Future Food Initiative (FFI)も共同創設、plastic-free packagingや、飢餓、栄養失調および持続可能性に取り組む計画も進行中とのこと。

The accelerator is part of Nestlé’s global R&D network and located at the company’s fundamental research entity Nestlé Research, which employs around 800 people. It also includes several units of Nestlé’s R&D organization, leading academic institutions such as the Swiss Federal Institutes of Technology in Lausanne (EPFL) and Zurich (ETHZ) and the Swiss Hospitality Management School in Lausanne (EHL) as well as a wide range of innovation partners, suppliers and start-ups.

 

じっくり読むと、Nestleの最近の顕著な方向性変換等について、概観できる記事かと思います。nutrition, health and wellnesに関係する高付加価値や成長性のある領域に注力しようとしているが、これまでのようなやり方では革新的な展開ができないということで、様々な取り組みをされているように感じます。食や健康に対する関心の度合いや要求内容が急速に変化している中、最大手と言えども模索しているのかもしれません。